12日、エルデネス・タワントルゴイ公社(ETT)、モンゴル全国学者協会共催「エルデネス・タワントルゴイ=イノベーションと産業」をテーマに有識者フォーラムがトーシン・ホテルで開かれた。政府高官やETT代表、モンゴル科学アカデミー、モンゴル国立大学、国立科学技術大学などの代表が出席した。

ロブサンナムサライ・オユンエルデネ内閣官房長官は開会の挨拶に立ち、鉱業セクターの進歩を訴えるとともに「4年間の開発目標ではなく、20年~25年間という長期的計画に基づき、経済多角化、中間層の拡大を図っていきたい。そのため、有識者らの意見が大事だ」とした。さらに「ノルウェー政府年金基金のような、政治的関与を受けない形で鉱業セクター収入を財源とする基金を設立させ、平等な取得再分配を実現させたい。エルデネス・タワントルゴイ公社の配当金実施に対して世間は賛否両論だ。 政府は、同案件に対して再検討を行い、最も効果かつ合理的な選択をするだろう」と述べた。