エルデネ・バトウール前ウランバートル市長、ポンツァグ・ツァガーン前大統領府長官らは13日(火曜)、アジア欧州首脳会合(ASEM)執行に当たって費用水増し計上疑惑を巡り、記者会見を開き、執行役員らによる金銭の不正取得がなかったと「潔白」を訴えた。

問題発覚は昨年11月28日のこと。この日、国家監査局がASEMの会計監査をまとめ、それを公表した。およそ148億トゥグルグ相当の不正が発覚したという。

一方、この日の記者会見で、バトウール氏らはASEMの会計に対して外部監査を入れること、悪意で意図的な誤情報に関与した犯人を捜査当局に調べてもらうことを求めた。