ハルトマー・バトトルガ大統領は16日、国家検察庁の幹部会議に出席し、中小企業振興基金の不正融資、公職あっせん、エルデネト工場の権益問題など、世間を騒がせた職権乱用、収賄疑惑の真相を早く公にするよう、要請した。

バトトルガ大統領は、公職あっせんによる600億トゥグルグの資金調達疑惑に対する捜査当局の取り調べが「遅い」と非難。さらに、検察次長が中小企業振興基金の融資を受けていたと、同氏の職務続行を問題視した。続けて、国民は公正と正義を求めている、と強調した。