河野太郎外相は6月15日、モンゴル訪問のために現地入りした。日本の外相によるモンゴル訪問は約9年ぶり。16日、ダムディン・ツォグトバータル外相と河野外相間の外相会談が行われた。

その後、志野光子外務副報道官は報道陣に対してブリーフィングを行い、「親日国で助け合う仲のモンゴルに対する約9ぶりで間を空きすぎた」と河野外相のことばを紹介した。続けて、「外交や安全保障問題、新たな空の出口である新ウランバートル国際空港の開港、経済連携協定(EPA)がもたらす互恵関係構築に向けての双方のコミットメントなどが重要議題として挙げられた」と志野副報道官は会談について述べた。志野副報道官は、日本はこのほど開幕された多国間軍事演習「ハーンクエスト2019」へ過去最大規模の60名を派遣しているとし、引き続きモンゴル軍のキャパシティ・ビルディング事業を続けていく考えを表明した。