6月18日、モンゴル銀行のナドミド・バヤルトサイハン総裁と国際通貨基金(IMF)のナイジェル・レイ・モンゴル担当理事の会談が行われた。

バヤルトサイハン総裁は、同氏の訪問を歓迎するとした上で、これまでのIMF支援へ感謝を述べた。さらに、IMF拡大信用供与措置(EFF)による財政健全化が順調に進んでいるとし、「EFFは、わが国が今後直面しうる経済問題を乗り越えるために必要で、我々もその完了に向けて全力を尽くしている」とプログラム持続に対して意欲を示した。これに対し、レイ理事は「その効果は経済統計で表れている。強い銀行部門、規律のある財政、金融政策等は得られた成果を固める上で重要である。今後も引き続き協力していく」とした。