延長された春季定例国会は7月5日、会期の幕を閉じた。

先月28日、ゴンボジャブ・ザンダンシャタル国会議長が会期を延長する方針を表明。国会は7月1日、会期延長に突入した。延長の理由に憲法改正法案の審議が挙げられた。

一方、ハルトマー・バトトルガ大統領が今月2日、憲法改正に係る審議に慎重さを呼び掛け、閉会を要請していた。その翌日、与党・人民党院内会派は大統領の要請を飲み込み、臨時国会召集を前提に閉幕する方針を固めていた。

国会は一旦閉幕されたが、その直後に臨時国会が召集された。議事運営について、ナーダム祭の休会を挟み、7月16日から再開されるという。ザンダンシャタル議長は「9月1日までの会期」と会期について語った。

臨時国会は、憲法改正法案やオユトルゴイ鉱山開発を巡る決議などの重要法案が審議する見通しである。